鉄部・木部の塗装を行う期間は選ぶ塗料や工法によって異なる
地元青梅市からも近いということで、最近は埼玉県飯能市方面でのお仕事も増えています。
埼玉は関東なので東京・神奈川と季節感は同じですが、場所によっては鉄部・木部塗装を行う期間は塗料の種類や工法によって違ってきます。
これは主な成分となる樹脂によって適用箇所や耐久年数(塗り替え期間)が異なってくるためで、それに加えて外的環境の違いによっても差が出てきます。
外壁塗装では、主に次のようなものが使用されています。
アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂で、この中で耐久性が最も長いのはフッ素樹脂です。
フッ素樹脂は約15年から18年持ちますが、他の塗料と比べると費用が高いです。
外壁以外の鉄部・木部塗装、屋根塗装はフッ素樹脂と比べて、耐久性が短く劣化が早いので他の部位だけを塗りかえます。
ただ、足場などを組み立てることになるので、一緒に塗り替えた方がよいでしょう。
長期的に考えるとシリコン樹脂が約12年から15年ぐらいすし、耐久性や費用、機能面での総合的にもよいです。
鉄部(階段・手摺など)は合成樹脂調合ペイントが約1年から3年、 ウレタン樹脂が3年から6年です。
木部では、合成樹脂調合ペイントが2年から4年、ウレタン樹脂塗料が3年から5年です。
更に、樹脂には防水力のグレードもあります。
水性が最も弱く、次に1液型溶剤、2液型溶剤と強くなります。
また、下塗りや工法などによっても期間は変わってくるので、季節や塗料・工法などしっかりと確認が必要です。